tackman's ゲーミングブログ

七色に光るわけではない(多分)。ボードゲーム関連の話題が多めになるかも

2022年ボードゲーム関連制作振り返り(と来年に向けて)

この記事は「どもがよ Advent Calendar 2022」です。

今年のボードゲーム制作でやったこと

(アウトプットとしては)何も…何の成果もあげられませんでしたあ!!

言い訳は一応あって、私のボードゲーム制作スタイルの場合は制作開始から完成までに半年〜1年程度のリードタイムとそれなりの在庫数が必要になります。一方で2020年コロナ以降、オフで顔を合わせてやることが前提のボードゲームは絶大な影響を受けています。2022年の上半期まではボドゲの新作を作って在庫リスクを飲むことがとてもではないけれど無理な状況でした。

しかし2022年も末になってきて、ようやく市況の正常化を感じられる状況になってきました。来春ゲームマーケット向けに新作を作っても良さそう、という待ちわびていたタイミングです。というわけで、来春以降の新作制作に向けた現状とマイルストーンを書いていこうと思います。

制作技術(供給サイド)の変化

2022年の8月、StableDiffusionの公開で突然AIアートの世界が破滅的イノベーションを迎えました。AIアートに関する話は後日エントリを書く予定ですが、これはボードゲーム制作でもかなりも革命がありそうだという予感があります。

理屈を飛ばして予想だけを書くと、少部数のボードゲーム制作が従来よりかなり「割に合う」ようになってくる可能性があると考えています。同人制作勢目線としては、来春ゲームマーケットで少数部の生産をやりやすい環境になる供給サイドの要因となります。

出したいもの、出せるもの

実はカード主体のボドゲを出したことがない、かつアートワークの制作コストが下がったタイミングなのでカード100枚くらいでやるゲームを作ってみたいという気持ちがあります。

百合紅拡張 第2弾

拡張第一弾「うつろひ」は実は結構前に出していました。そして2020年くらいから拡張第二弾も着手はしていて、だいたい半分くらいは出来てなくもない状態で寝かせていたりします。拡張第二弾は出すならカード主体の拡張になるので、次に出す内容としてちょうどいい内容ではあります。

完全新作

スクラップ&ビルドの段階です。この先に行くには試行ごとに確率的に起こるブレークスルーが必要なので(分かる人向けに例えるとStellarisの遺跡発掘イベント的なアレです)、次のゲムマに間に合うようなスケジュールを立てられるかだいぶ怪しい。思うところあって明確にオマージュしたい特定タイトルまでは決めているので、気合入れればちゃんと出せる気はしなくもないです。

ボードゲームの制作以外でやったこと

Ark Nova 攻略

ボードゲームブレイカーズの面々と延々Ark Novaを回して、一通りこのゲーム攻略したと言える段階には来ました。ただブレイカーズの面々が人生をやったりなどで、本を書く暇もモチベーションも怪しくなっている状態…

Essen Spielガイド本

私の方からは既に長文エントリを書いているのですが、この10倍くらい書きたいことがある人が本を書こうとしており来春そこから一緒に100ページくらいある薄い本を出すかもしれません。こっちはたぶん出ます。